DRESS / 着る
膝から裾が広がる
ブーツカットパンツ
靴を履く足元から、パンツの線を考える。
NICENESSness 編集 ·
パンツの裾は、靴と出会う場所でもある。膝から下を広げる型について、Levi Straussの史家はブーツを履く人との関係を説明している。
ブーツを履く人に向けた型。
同社の歴史担当者によると、1969年秋のカタログは517-07を、ブーツ着用者のために膝から広がる型として説明していた。足元の条件が、脚の線と結びついている。
どこから広がるかを見る。
この説明が指定するのは膝から下。裾が広いという印象だけでなく、輪郭のどの位置から変化するのかを見ると、型の違いを捉えやすくなる。
似た広がりを、同じ型にしない。
ブーツカットという説明は、セミフレアすべての成立を示すものではない。幅の似た裾にも、別の設計や参照がある。まずは517-07の記録として読む。
裾の線を、履く靴と一緒に考えてみる。
そして、いまの服へ。
裾の広がりを、細いウールで整える。
C.FINCHは1970〜80年代のセミフレアを参照し、Super140sウールと立体的なパターン、裏処理で現代化したパンツと説明される。
517-07を直接の原型とはせず、セミフレアの最初の成立年も確定しない。NICENESSがいう「登場」の意味は未確認。
NICENESS / AW26C.FINCH →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
メーカーが伝える来歴・つくり
- Peace, Love & Bell Bottoms: Celebrating 50 Years of an Iconic Style ↗Tracey Panek / Levi Strauss & Co.
NICENESSのものづくり
- NICENESS C.FINCH ↗NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。