DRESS / 着る

襟端をリブで挟む
Tシャツ

繰り返し着て、洗う。Tシャツの小さな襟には、その繰り返しにどう応えるかという工夫がある。

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繰り返し着て、洗う。Tシャツの小さな襟には、その繰り返しにどう応えるかという工夫がある。

01

筒の身頃に、別の襟を

1965年に出願され、1967年に公開された特許US3296627Aは、筒状のニット身頃に1×1リブの襟帯を取り付ける構造を説明する。身頃と別につくられた帯を、首の開口部へ添える発想だ。

02

折って、挟んで、縫う

提案された方法では、リブ帯を二段階で折り、身頃の襟端を内外の二重層で挟んで縫う。目的に挙げられているのは、着用や洗濯による襟の変形を減らすこと。これは発明者の説明であり、すべてのTシャツの性能を裏づけるものではない。

細部をたどると、服を使う人と、つくる人の判断が見えてくる。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

HYDE(SS26)は、1970年代のバスクシャツに米国古着Tシャツの細幅付け襟を取り入れた服。公式説明では、超長綿の強撚糸による高ゲージ生地と、手作業のステンシル抜染を使う。違う服型をつなぐ接点が、首元の小さな帯にある。

特許は細幅襟の起源やHYDEの直接の原型を示さない。構造を考える比較資料。

NICENESS / SS26HYDE →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。