DRESS / 着る

防水の脚まわりを備える
消防隊のトラウザー

消火の場面だけでなく、待機と訓練の服にも目を向ける。

NICENESSness 編集 ·

ヘルメット、長靴、トラウザー、防水のレギンス。ロンドン消防隊の博物館は、AFSの基本装備をそのように紹介する。上着だけでなく、脚のまわりまで含めて仕事の服が構成されている。

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一枚のパンツだけでは、終わらない。

装備の一覧にはゴム長靴と防水レギンスもある。身体を部分ごとに見ると、足先から脚へ複数の物を重ねる姿が見える。服の型だけでなく、何と組み合わせて使うかも大切な手がかりだ。

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待つ時にも、訓練する時にも。

1939〜41年のマートン・モーデンAFSの映像の所蔵解説には、防水トラウザーを着た隊員の待機や訓練が記録される。消防の服は、消火の瞬間だけに登場するものではない。仕事を支える時間にも着られていた。

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組織も、時代の中で変わる。

同博物館によれば、全国的な再編によるNFSは1941年8月18日に発足し、1948年に解散する。衣服の参照年代を見る時も、消防隊という言葉だけで組織を一つにそろえず、時期を確かめたい。

仕事の服は、一つの劇的な場面だけのものではない。待機、訓練、現場を行き来する身体と一緒に見ることができる。

そして、いまの服へ。

消防の型と、ジーンズの要素。

NICENESSのJOSEPHは1940年代英国の消防デニムトラウザーの型に、米国ジーンズの要素を組み合わせる。生地は米海軍の布を参照した10.8オンスの独自デニムと説明される。

紹介した装備資料ではパンツのデニム素材は未確認。映像には再演・編集場面もあり、全編を実戦の記録とは扱っていない。

NICENESS / SS23JOSEPH →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

  • NICENESS JOSEPH(アーカイブブック)NICENESS

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

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