DRESS / 着る

いくつもの工程を重ねる
カーフレザー

一枚の革になるまでに、どんな仕事があるのか。アルザスのタンナーが語る時間をたどる。

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一枚の革を手に取る。その手前には、まだ革として仕上がっていない皮と、いくつもの工程がある。アルザスのTanneries Haasは、原皮から仕上げまでに四週間を超える時間を要すると説明している。

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四週間を超える仕事

HAASの工程紹介には、なめし、再なめしと染色、加脂などの調整、仕上げ、品質管理が並ぶ。一度の処理で完成するのではなく、段階を重ねて革になる。ここで挙げる期間と工程は、同社が説明する一般的な製造の流れだ。

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場所に残るつくり手

同社の沿革によれば、1842年以来、六世代がアルザスの工房でカーフレザーを製造してきたという。これは企業自身が語る歴史である。この場所の名前を読むときは、まず製革の拠点として受け止めたい。原皮の産地と同じ意味ではない。

03

最後の表情に至るまで

工程の終わりには仕上げと品質管理がある。できあがった革の表面だけを見ていると気づきにくいが、その表情へ至るまでには複数の仕事がある。一方で、一般的な工程紹介から個々の商品に使われた革の処方を決めることはできない。

素材名の先に、手順と時間と場所がある。革を見る楽しみは、そこにも広がっている。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

BAYRAY(SS25)は、公式資料でHAASのアルザスレザー採用が確認できるアイテムの一つ。素材を介して、服飾品と製革の仕事がつながる。ここでは、工房の一般的な工程と、このアイテムの採用素材という、確認できる二つの情報を並べている。

創業と工程はHAAS自身の説明。原皮産地、個別ロットのなめし処方、各商品の全工程は確認していない。アルザスは製革拠点であり、原料原産地を示すものではない。

NICENESS / SS25BAYRAY →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

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