CARRY / 運ぶ

動物の姿で足を受ける
レザーのフットスツール

室内の道具の輪郭が、小さなバッグになるまで。

NICENESSness 編集 ·

足を休める道具が、動物の姿をしている。Omersaは自社の動物型フットスツールの始まりを、1927年にOld BillがLibertyのためにつくった豚だと説明する。暮らしの道具に、見立てる楽しさが加わっている。

01

工房の仕事が、引き継がれる。

同社の沿革では、1958年にDimitriがOld Billと出会い、その後事業とLibertyへの供給を受け継いで工房をHitchinへ移す。動物の形だけでなく、つくる仕事を引き継ぐ人の動きも残されている。

02

低い足置きには、亀の姿。

OmersaはTurtleを1960年代に加わったモデルの一つとし、低い足置きに向くと説明する。動物の名前と道具の使い方が、形の中で出会う例だ。これは現行品そのものの製造年を示す説明ではない。

03

革の下に、骨組みがある。

現行の四脚型は、木と金属の骨組みを牛革で覆い、松の木毛を詰めて手作りするという。柔らかな外見の内側には、形を支える仕事がある。今日のつくりとして見ると、家具の輪郭がより具体的になる。

動物に見立てることと、道具として支えること。その二つが同じ形の中にある。

そして、いまの服へ。

床に置く形を、肩から持ち歩く。

NICENESSのB.CHESTYは、1960年代英国のフットスツールとブルドッグから着想した小型バッグ。英国から取り寄せた茶芯のラム革と、牛革のストラップを組み合わせている。

Omersaの特定の製品をB.CHESTYの直接の原型とは確認していない。家具の骨組みや詰め物がバッグにも使われるという説明ではない。

NICENESS / AW25B.CHESTY →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。