DRESS / 着る

筒とバックルで足を包む
エンジニアブーツ

紐ではなく、足首のバックルで留める。働く足元から広がったブーツの型。

NICENESSness 編集 ·

紐ではなく、足首のバックルで留める。働く足元から広がったブーツの型。 目立つ輪郭の奥にある、人の動きとつくり方へ近づいてみる。

01

残された服と記録

NPSは初期の大陸横断鉄道の機関士・火夫が熱・油脂に耐える丈夫な服を必要とし、毛または濃色denimのトラウザー、シャツ、ベスト、角形つま先の靴やブーツを着たと説明する。 後の「engineer boot」という特定型の開発記録ではない。

02

使う場面から見えること

Heddelsの記事はengineer bootの定型を筒状のシャフトと足首のバックルとし、1930年代に現れ、ChippewaとWescoが1940年代に継続生産し、1950〜70年代にSears等のカタログで販売されたとする。 専門小売編集記事であり、博物館所蔵実物や企業一次資料ではない。

03

形の理由を読む

丈夫な靴が必要だった仕事の記録と、後に定型化されたブーツの呼び名をつなぐときは、年代のずれにも目を向けたい。 ここでは所蔵品や記録から確認できる範囲にとどめ、似た形をすべて同じ由来へまとめない。

丈夫な靴が必要だった仕事の記録と、後に定型化されたブーツの呼び名をつなぐときは、年代のずれにも目を向けたい。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

NEWELL(SS26)は、公式資料で1950年代エンジニアブーツの反り上がるタン、ベルト絞り、丸いつま先を参照すると説明される。 そこから、筒を除去し、Maryam社ホースバット、Vibram #705ハーフソールを用いたサンダルへ再設計という形へ組み直している。

後の「engineer boot」という特定型の開発記録ではない。 専門小売編集記事であり、博物館所蔵実物や企業一次資料ではない。 調査した資料は1930年代の鉄道従事者向けという別の説明を示し、公式起源主張を独立確認できない。

NICENESS / SS26NEWELL →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。