DRESS / 着る

紋章と赤いボタンを載せる
カレッジキャップ

帽子が、入学や再会の時間を表す。

NICENESSness 編集 ·

紺色のウールに大学の紋章を付け、頭頂へ赤いボタンを載せる。ペンシルベニア大学に残る1947年の新入生帽には、所属を目に見える形にする細部がある。帽子は、頭を覆うだけのものではなかった。

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新入生の帽子を残す。

大学アーカイブは、1947年の新入生帽の素材と紋章のアップリケ、頭頂のボタンを記録する。どこの学生の帽子かを、布の色や小さな印から読み取ることができる。

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卒業した後も、帽子で集まる。

1913年卒業生の同窓会帽も残っている。1928年のものは赤青のクレープ紙、1938年のものは青いサテンに赤い縁と刺繍という構成だった。日常着とは違う素材を使い、再会の場の装いがつくられていた。

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帽子を手放す行事もある。

1916年の最初のHey Dayの行事表には、新入生帽を燃やす行事が含まれていた。帽子を身に着けることだけでなく、手放すことにも学校生活の節目があったと分かる。現在も同じ作法が続くと決めるものではない。

色や紋章は、学校名だけでなく、入学や再会の時間も伝える。帽子の来歴を知ると、小さな印の見方が変わる。

そして、いまの服へ。

学校の帽子と、バケットの形を重ねる。

NICENESSのCORNWELLは、米国カレッジ帽とフランスのバケット帽を参照し、シルクの無地とチェックを両面に使う帽子。ブリムは意図的に歪ませている。

ペンシルベニア大学の帽子を直接参照したとは確認できていない。CORNWELLの原型となった学校や具体的な型は未特定。

NICENESS / SS25CORNWELL →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

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