DRESS / 着る

平織りの綿で仕立てた
仕事のブラウス

仕事のために着る長い上着。芸術家の服として思い浮かべる姿も、まずは布でできた職業衣として見てみたい。

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仕事のために着る長い上着。芸術家の服として思い浮かべる姿も、まずは布でできた職業衣として見てみたい。

01

パリの職業衣が残る

Palais Galliera所蔵のBelle Jardinière製ブラウスは、1903〜1904年頃のパリの成人男性用職業衣として登録されている。素材は平織りの綿。所蔵記録はこれを芸術家専用の服やアトリエコートとは呼んでいない。

02

服が人の位置を語る

Louvre-Lensは芸術家の衣服を扱う展覧会で、作業用ブラウスやオーバーオールを、時代や芸術的な意図、社会の中での芸術家の位置を表しうる服として扱った。同じ作業衣の形でも、着る人と場面によって読み方は変わる。

細部をたどると、服を使う人と、つくる人の判断が見えてくる。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

FINN(SS23)は、フランスのアトリエコートと1950年代の英国軍レインコートを掛け合わせたコート。公式説明では、リネンと綿の二重織りに加工を施し、手縫いで仕立てる。仕事の上着と雨の装備が、一着の布と仕立ての中で重なる。

所蔵ブラウスを芸術家用と断定しない。年代分類は現代の参照・読み直しとして置き、特定のアトリエコートの起源年代を示さない。

NICENESS / SS23FINN →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

  • NICENESS FINN(アーカイブブック)NICENESS

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。