MAKE / つくる

曲線で袖をつなぐ
フリーダムスリーブ

袖の名前から、型紙の線へ目を移す。

NICENESSness 編集 ·

フリーダムスリーブという名前だけでは、布のつながり方は見えてこない。現代メーカーの説明には、曲線をどう立体へ整えるかという話がある。

01

曲線を、立体の型紙へ。

デラックスウエアは2021年秋冬品のフリーダムスリーブを、曲線からなる形を立体型紙へ引き直した仕様と説明する。呼び名を使うだけでなく、設計を考え直している。

02

縫い方と一緒に、紹介される。

Goodwearは2013年、Freedom sleeveのスウェットをフラットロック縫製で発売したと発表した。袖の構成と縫製を組にして説明した、当時の製品の記録だ。

03

発売の年を、成立の年にしない。

二社の発表は現代の商品についてのもの。フリーダムスリーブが最初に生まれた年代を示す証拠ではない。袖の線を読みながら、その古さは別に確かめる必要がある。

昔を思わせる袖にも、いま型紙を引き直す仕事が重なっている。

そして、いまの服へ。

曲線の袖を、コンパクトな半袖に。

SS25のLARSはコンパクトな半袖にフリーダムスリーブを採用し、ラフィコットンとスヴィン綿で古着のような風合いを表すと説明される。

現代メーカーの曲線形状をLARSへそのまま当てはめない。別シーズンの1930年代参照も、SS25の説明へ補わない。

NICENESS / SS25LARS →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。