DRESS / 着る

腰の折り返しに紐を通す
スウェットパンツ

伸びる服を、腰の位置で支える。

NICENESSness 編集 ·

柔らかなパンツを、腰でどう支えるか。1952年の特許には、折り返した布の中へゴムや紐を通す構成が書かれている。

01

布を折り返して、通り道にする。

US2613360Aはスウェットパンツの腰を、折り返し部分にゴムまたは引き紐を通して構成できると記す。腰の縁は、ただの端ではなく部品を収める場所になる。

02

ゴムと紐を、選択肢として記す。

特許はゴムか引き紐という形で説明する。ここで確認できるのは文書に記された構造の提案であり、同時代のすべてのパンツが同じ仕様だったわけではない。

03

幅の広いリブとは、別の構造。

腰を折り返して紐を通す方法と、幅広のフライスを使う方法は、同じものではない。腰回りを支えるという共通の見方から、つくりの違いに目を向けたい。

着たときに隠れやすい腰の内側にも、服を支える仕組みがある。

そして、いまの服へ。

腰のフライスを、幅広に。

AUFは1950〜60年代スポーツウェアを参照し、幅広な腰フライスを特徴にしたスウェットパンツ。腰回りの構造に、はっきりした表情を持たせている。

1952年特許は別構造の比較資料。AUFの幅広フライスの原型や成立年代を示すものではない。

NICENESS / AW24AUF →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

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