DRESS / 着る

引き紐と大きな前ポケットの
フーディー

海辺へ、自転車へ、ハイキングへ。1974年の広告は、フード付きスウェットをいくつもの日常へ連れ出そうとしていた。

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海辺へ、自転車へ、ハイキングへ。1974年の広告は、フード付きスウェットをいくつもの日常へ連れ出そうとしていた。

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行き先の多い上着

Jacobson’sの広告は、若い男性に向け、ジーンズや海辺、ハイキング、自転車の装いの上に着るフーディーを提案している。これは当時の販売の言葉だ。実際の着用の広がりを示す数字ではないが、競技場だけにとどまらない服として売られていたことは読み取れる。

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手元と頭に、居場所をつくる

その一着には引き紐付きのフードとマフポケットがあり、ポリエステルと綿を使う。色は灰・紺・緑、価格は9ドル。行き先を限定しない提案と、身近な部位へ添えられた仕掛けを並べると、日常着としての姿が具体的になる。

細部をたどると、服を使う人と、つくる人の判断が見えてくる。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

DEL(SS26)は、1970年代のスポーツフーディーを参照。丸胴裏毛に二枚仕立てのフードを組み合わせ、襷掛けの背面から着想した裁断と手作業のエイジングを加える。前の記事で見た背中に続き、ここでは日常の上着という側面から眺めたい。

広告の品がDELの原型とは確認されていない。広告のフードが二枚構成だったかも不明。

NICENESS / SS26DEL →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。