MAKE / つくる

袖山をいせ込んで立体にする
セットイン袖

布の端をつなぐとき、丸みを整える。

NICENESSness 編集 ·

袖を身頃へ縫いつけるとき、ただ端を合わせるだけではない。袖山の布をいせ込み、形を整える工程がある。

01

袖山を、アームホールへ収める。

大学の縫製教材は、セットイン袖の袖山をアームホールへいせ込む方法を説明する。別々に裁った袖と身頃をつなぐ場面に、立体を整える仕事がある。

02

縫い終わりだけでなく、途中を見る。

完成した袖付けの線の手前には、布を配して形を整える工程がある。教材を手がかりに、縫い目を結果だけでなく、作業の跡として見ることができる。

03

技法の教材は、起源の資料ではない。

この教材は現代の縫い方を示すもので、袖の発祥年や特定のブランドの型紙を示すものではない。つくりを理解する資料と、来歴を確かめる資料を分けて使いたい。

袖付けの線を、布を立体へ整える仕事のある場所として眺める。

そして、いまの服へ。

ジャケットの構造を、Tシャツへ。

CROWEはジャケットの袖と身頃の構造をTシャツに取り入れ、綿天竺の丸胴とフェード加工を組み合わせたとNICENESSは説明する。

CROWEがセットイン袖や二枚袖のどれを採用するかは公式に明記されていない。教材から具体型を決めない。

NICENESS / AW26CROWE →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。