DRESS / 着る

ポケットに保護フラップを重ねる
ハンティングウェア

持ち歩くものを、外側の服で包む。

NICENESSness 編集 ·

田園で使う服には、荷物を収める場所も組み込まれる。ポケットの上にもう一枚布がかかる構造を、持ち歩くものとの関係から見てみたい。

01

外のポケットを、覆う。

Barbourは旧Solwayについて、保護フラップ付きの外ポケット三つと、大型の内ポケットを備えると説明する。外と内で、収納する位置が分かれている。

02

フードも、しまっておける。

同じ説明では8ozのワックス綿と収納式フードが挙げられる。取り出して使う部分と、収めておく部分が、一枚の外套に同居している。

03

狩猟服は、素材も一つではない。

Metの約1930年の英国狩猟服一式には、ウール、綿、革が記録される。これはSolwayとは別の資料だが、装いを複数の材料の組み合わせとして見る入口になる。

ポケットの口、その上の布、内側の収納。入れる場所だけでなく、覆う形にも目を向けたい。

そして、いまの服へ。

補修の跡を、新しい生地に写す。

N.FIELDINGは英米の1920〜60年代ハンティング衣料の二重前身頃、丸い襟、ポケットを参照。杢糸ギャバジンに汚れや補修跡を転写プリントしている。

SolwayやMetの所蔵一式が直接の原型とは確認されていない。狩猟と標的射撃の服も、用途を混同しない。

NICENESS / AW26N.FIELDING →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。