DRESS / 着る
ポケットに保護フラップを重ねる
ハンティングウェア
持ち歩くものを、外側の服で包む。
NICENESSness 編集 ·
田園で使う服には、荷物を収める場所も組み込まれる。ポケットの上にもう一枚布がかかる構造を、持ち歩くものとの関係から見てみたい。
外のポケットを、覆う。
Barbourは旧Solwayについて、保護フラップ付きの外ポケット三つと、大型の内ポケットを備えると説明する。外と内で、収納する位置が分かれている。
フードも、しまっておける。
同じ説明では8ozのワックス綿と収納式フードが挙げられる。取り出して使う部分と、収めておく部分が、一枚の外套に同居している。
狩猟服は、素材も一つではない。
Metの約1930年の英国狩猟服一式には、ウール、綿、革が記録される。これはSolwayとは別の資料だが、装いを複数の材料の組み合わせとして見る入口になる。
ポケットの口、その上の布、内側の収納。入れる場所だけでなく、覆う形にも目を向けたい。
そして、いまの服へ。
補修の跡を、新しい生地に写す。
N.FIELDINGは英米の1920〜60年代ハンティング衣料の二重前身頃、丸い襟、ポケットを参照。杢糸ギャバジンに汚れや補修跡を転写プリントしている。
SolwayやMetの所蔵一式が直接の原型とは確認されていない。狩猟と標的射撃の服も、用途を混同しない。
NICENESS / AW26N.FIELDING →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
暮らしと服の歴史
- Hunting ensemble ↗The Metropolitan Museum of Art
メーカーが伝える来歴・つくり
- Our Archive Re-Imagined ↗Barbour
NICENESSのものづくり
- NICENESS N.FIELDING ↗NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。