DRESS / 着る

岩に触れることを考えた
クライミングショーツ

短いパンツにも、向き合う地面がある。

NICENESSness 編集 ·

身体を動かすだけでなく、岩にも触れる。登るための短いパンツには、どこで使うかを材料へつなげた説明がある。

01

ヨセミテの岩を、設計の条件に。

Royal Robbinsの年表は、Lizが1975年にBilly Goat Shortを設計したと紹介する。ヨセミテの花崗岩に耐える、天然繊維の登攀用ショーツという説明だ。

02

素材を、触れる場所から考える。

この回顧が結びつけるのは、天然繊維と花崗岩という具体的な環境。アウトドアという広い言葉の中でも、何に触れる服かを考える手がかりになる。

03

登る短パンと、歩く短パンを分ける。

Billy Goat Shortの説明は登攀用の一例だ。そこから1970年代のトレイルショーツ全体の細部や普及までを、そのまま説明することはできない。

短い丈の中にも、身体と環境の接点を考える仕事がある。

そして、いまの服へ。

短パンの細部を、コーデュロイへ。

PRESIDENは1970年代米国トレイルショーツの細部を着想源にした、コーデュロイのトラウザー。短パンの参照を長いパンツへ移している。

Billy Goat Shortを直接参考にしたという説明はない。PRESIDENが採用した個々の細部も未特定。

NICENESS / AW24PRESIDEN →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。