DRESS / 着る
シャツと短パンを組み合わせる
将校用の夏服
階級だけでは、服の長さは決まらない。
NICENESSness 編集 ·
将校のズボンというと、長い丈を思い浮かべるかもしれない。米陸軍の公刊史には、夏の綿カーキシャツと短ズボンを紹介する写真がある。
写真に残る、夏用の組み合わせ。
公刊史は、1956年12月17日に男性将校用の夏季綿カーキシャツと短ズボンを提示する将校の写真を掲載している。用途と着用対象が明示された例だ。
発表の日と、着る季節は違う。
写真の日付は12月でも、紹介されるのは夏服。撮影の時期だけで、写った服の着用季節を判断しないことも大切になる。
将校用にも、用途の違いがある。
この写真が示すのは夏服の一例で、1950年代の将校用ズボンすべてではない。軍種や用途を確かめながら、個別の型へ進む必要がある。
服の呼び名を、誰が、いつ、何のために着るのかへほどいてみる。
そして、いまの服へ。
将校のパンツを、緩やかなフレアへ。
WALLERは1950〜60年代米国オフィサートラウザーを参照し、腰から裾へ緩やかに広がるセミフレアにしたとNICENESSは説明する。
写真の短パンは比較例で、WALLERの原型ではない。参照軍種や型式、固定資料の判読不能部分は補完しない。
NICENESS / AW23WALLER →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
暮らしと服の歴史
- From New Look to Flexible Response: The U.S. Army in National Security, 1953–1963 ↗Donald A. Carter / U.S. Army Center of Military History
NICENESSのものづくり
- NICENESS WALLER(アーカイブブック)NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。