DRESS / 着る

溝のあるゴム底を備えた
ボートシューズ

キャンバスの甲とゴムの底を、別々に見る。

NICENESSness 編集 ·

甲はキャンバス、底は溝の入ったゴム。SperryがCVOとして説明する靴は、オックスフォード型の輪郭に異なる素材を組み合わせている。船に関わる靴を、上と下のつくりから眺めてみる。

01

同じ名前の近くにも、別の靴。

メーカーが記すCVOは、キャンバス上部とゴム底を持つ型。革製のAuthentic Originalとは分けて見る必要がある。ボートシューズという広い呼び名の中にも、素材や形の異なる製品がある。

02

海軍での採用を、メーカーが語る。

Sperryの社史は、1940年に米海軍のカジュアル制服用の標準靴へ採用されたと記す。これはメーカーの回顧として残る来歴。当時の調達原本を確認した記録とは区別して読んでいる。

03

クラブでも、制服でも。

CVOの説明には、海軍採用とともにヨットクラブでの使用が挙げられる。海に関わる場所でも、組織や過ごす時間は違う。靴が使われる場面を一つにまとめず見ると、来歴の幅が分かる。

甲の布、底の溝、履く場所。足元の小さな一足にも、見比べるための入口がいくつもある。

そして、いまの服へ。

ボートシューズを、革靴の製法で。

NICENESSのGEORGIAは米軍のボートシューズとジョージア・オキーフの靴を参照。複数の革、SVIGの合成ゴム底、革靴の製法と手加工を組み合わせて再構成している。

GEORGIAの米軍側の参照先がCVOとは未確認。Sperryのメーカー史を、NICENESSへの直接の継承や採用証明にはしていない。

NICENESS / SS25GEORGIA →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。