DRESS / 着る

内側に通気孔を開ける
バスケットボールシューズ

足首を覆う靴に、空気の通り道をつくる。

NICENESSness 編集 ·

足首の内側にパッチがあり、その下には小さな穴が並ぶ。競技靴の説明には、守る部分と空気を逃がす部分が同じ側に現れる。

01

くるぶしを守る、内側のパッチ。

コンバースの自社史は、内側のアンクルパッチをくるぶし保護のためと説明する。ロゴのある目印として見るだけでなく、足との接点にある部品として読める。

02

熱と湿気を、外へ逃がす。

同社史では、1933年の二つの通気孔は熱や湿気を逃がすためとされる。覆うことと、通り道を開けることが、一つの靴の中にある。

03

競技の外でも、靴が結びつく。

Bata Shoe Museumは、1970年代ニューヨークで音楽、バスケットボール、スニーカーが結びついたと解説する。競技の道具としてのつくりを持つ靴が、別の文化の場面でも読まれていく。

穴やパッチを足の動きや環境から見ると、小さな部品にも役目がある。

そして、いまの服へ。

競技靴の参照を、カーフのドレス靴へ。

CHETはバスケットボールシューズを参照し、イルチア製カーフを使うドレス靴としてNICENESSが説明するモデル。競技の靴の参照を、革の一足へ移している。

Converseの直接参照は未確認で、同じ通気孔や保護パッチの採用を示すものではない。商品名の命名由来も確定しない。

NICENESS / AW24CHET →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。