MAKE / つくる

愛馬の姿を飾った
ウエスタンシャツ

牧場の仕事着とは別に、演者を表す服の図柄がある。

NICENESSness 編集 ·

シャツの上に、馬の頭と蹄鉄がある。Autry博物館の1930年代のRodeo Ben製シャツは、ジーン・オートリーが着用したもの。愛馬Championの姿が、アップリケや刺繍で表されている。

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着る人と、図柄が結び付く。

馬はこの一着で、ただの一般的な模様ではない。演者と結び付くChampionが描かれている。着用者が分かることで、布の上の図と、その服を着る人の関係が具体的になる。

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牧畜の服と、演者の服。

カウボーイを思わせるシャツでも、ここで残るのは演者の衣服の記録。牧畜労働の標準的な装備として読むものではない。働く時の機能とは別に、着る人を表すための装飾を眺めることができる。

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映画の図も、布へ移る。

2013年には、1930〜50年代のジーン・オートリーの映画ポスターを用いたスカーフが、博物館と共同制作されたと公式サイトは記録する。古い図像が別の時代に布へ載る、もう一つの例だ。

どの馬か、誰の服か。図柄の背景を一つずつたどると、装飾にも人との具体的なつながりが見つかる。

そして、いまの服へ。

カウボーイの図に、流鏑馬を重ねる。

NICENESSのC.MAXIMは、カウボーイと流鏑馬を重ね合わせた独自の図案を使う。弓矢や和鞍、扇、鶴などを配し、異なる図像の世界を一つの柄に構成している。

Championのシャツや映画ポスターをC.MAXIMの原図とは確認していない。現代の図像の組み合わせを、歴史的な伝播の証拠にはしていない。

NICENESS / SS26C.MAXIM →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

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