DRESS / 着る

菱形と麦束を編み込む
アランカーディガン

赤い毛糸の中に、ブラックベリー、菱形、麦束。編み目がつくる面をたどる。

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赤い毛糸の中に、ブラックベリー、菱形、麦束。編み目がつくる面をたどる。 目立つ輪郭の奥にある、人の動きとつくり方へ近づいてみる。

01

残された服と記録

アイルランド国立博物館の赤いアランカーディガンF1937.48Cは1937年に同館のために編まれ、ブラックベリー・菱形・麦束の編み柄を持つ。 1970〜80年代の現物ではなく背景比較。柄から家系・漁師個人を特定する根拠ではない。

02

使う場面から見えること

同館は1960年代以降のアラン手編み製品の米国などへの輸出促進と、Clancy Brothersらの舞台・テレビ着用が人気に寄与したと説明する。 具体的輸出量・1970〜80年代個別カーディガン仕様は未確認。演奏者と製作者を同一視しない。

03

形の理由を読む

柄の名前は見える形を教えてくれる。そこから家系や個人の物語までを推測せず、一着の編み仕事として眺めたい。 ここでは所蔵品や記録から確認できる範囲にとどめ、似た形をすべて同じ由来へまとめない。

柄の名前は見える形を教えてくれる。そこから家系や個人の物語までを推測せず、一着の編み仕事として眺めたい。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

ROBBIE(AW26)は、公式資料で1970〜80年代アランカーディガンを参照すると説明される。 そこから、カシミヤ紡毛糸とSUPER120ウール梳毛の撚糸・縮絨、袖の丸みと落ち感を再設計という形へ組み直している。

1970〜80年代の現物ではなく背景比較。柄から家系・漁師個人を特定する根拠ではない。 具体的輸出量・1970〜80年代個別カーディガン仕様は未確認。演奏者と製作者を同一視しない。

NICENESS / AW26ROBBIE →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。