DRESS / 着る
裏面を起毛して暖かさを持たせる
フリースオーバーシャツ
乾きにくさを考えた素材から、天然繊維の服へ。
NICENESSness 編集 ·
暖かい服でも、濡れたあとの重さや乾き方は違う。フリースの開発回想には、保温だけでは終わらない素材選びの課題が出てくる。
濡れたあとを、考える。
Patagoniaの回想は、ウールが濡れると重く、乾きにくいことの代替を求めたと説明する。乾いた状態での暖かさだけが、素材の判断基準ではなかった。
材料を変えて、つくり直す。
同じ回想は、Malden Millsとポリエステルのパイル素材を開発したと伝える。これは一つのメーカーの開発史で、すべてのフリース衣料の起源を示す話ではない。
服型と繊維は、別々に選べる。
いまのBORLANDは、1990年代のフリースオーバーシャツという形を、裏面起毛のウールでつくる。機能を求めて変わった素材の歴史と、再び別の繊維を選ぶ制作を並べて見ることができる。
フリースという名前だけで、繊維や触感は一つに決まらない。
そして、いまの服へ。
フリースの服型を、ウールで編む。
BORLANDは1990年代カントリーフリースオーバーシャツを参照。ウールフリースに着脱できるフードスカーフを合わせ、ヨーク裏には保温素材を用いている。
参照する服の国・メーカー・用途は特定されていない。Patagoniaの開発史は比較であり、BORLANDの原型の同定ではない。
NICENESS / AW26BORLAND →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
メーカーが伝える来歴・つくり
- The Story of Fleece ↗Patagonia/Rachel G. Clark
NICENESSのものづくり
- NICENESS BORLAND ↗NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。