DRESS / 着る

防具を着けて打ち合う
剣道の稽古装備

稽古する身体と、道を考える言葉。

NICENESSness 編集 ·

打ち合う稽古には、身体を守る装備も関わってくる。剣道の防具稽古の歴史を、後年に定められた理念とは分けてたどってみたい。

01

防具を使う稽古が、展開する。

長尾進は1660年代頃の防具稽古の例と、18世紀の直心影流や一刀流中西派による改良・採用を記述する。一つの時点で完成したものとしては扱っていない。

02

改良して、稽古へ取り入れる。

この研究の記述では、装備と稽古の展開に複数の流派が関わる。身体に着けるものを考える仕事が、稽古のやり方と切り離せないことをうかがわせる。

03

1975年に、目的を言葉にする。

全日本剣道連盟の1975年3月20日制定の理念は、剣の理法の修錬を通じた人間形成を目的として示す。防具稽古の歴史と、近現代の理念の制定は別の出来事だ。

身体に着けるものと、稽古をどう捉えるか。その両方から、剣道の姿を見てみる。

そして、いまの服へ。

剣道家の足元に、革靴を描く。

K.ATHENAは剣道の哲学を通じて「道」を表現し、1980年代スポーツTシャツを思わせるリンガー型へ図柄を載せる。描く剣道家の足元には、自社の革靴を加えている。

1975年の理念や特定の流派・人物を直接参照したとは確認されていない。素材については別テーマの未確認情報を補わず、ここでは扱わない。

NICENESS / SS25K.ATHENA →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。