DRESS / 着る
肩と前腕に補強を重ねる
コマンドセーター
編んだ服の、守りたい場所を見る。
NICENESSness 編集 ·
編み地の上に、別の層が重なる。英国陸軍用セーターの所蔵品紹介には、肩と前腕を補強した一着が記録されている。
ラベルから、年代を読む。
所蔵者hatchfiveは、このセーターのラベルを1987年Remploy製と報告する。コマンドセーターという広い呼び名の前に、確認できた個体の年を置いておきたい。
細い身頃に、補強を重ねる。
同じ紹介は、丸首で長く細い身頃、前腕と肩の補強を説明している。編み地が続く部分と、別の層が載る部分を見分けることができる。
袖の長さは、折って調整する。
袖口を折って長さを調整する構造も記される。形を固定するだけでなく、着る人が整えられる余地がある。ただしこれらは所蔵者が観察した1987年の個体の説明だ。
編んだ服にも、重ねる場所と、折って整える場所がある。
そして、いまの服へ。
羊毛を成形し、手で色を加える。
DELANEYは1950〜60年代英国コマンドセーターを参照し、英国羊毛を防縮加工して成形。職人のスプレー染色とダメージ加工で仕上げたと説明される。
比較個体は1987年であり、参照年代とは異なる。その補強を1950〜60年代の仕様やDELANEYの採用構造と同一視しない。
NICENESS / AW23DELANEY →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
所蔵者・出品者が伝える来歴と観察
- British Army Wooly Pully ↗hatchfive / Tales from the Supply Depot
NICENESSのものづくり
- NICENESS DELANEY(アーカイブブック)NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。