DRESS / 着る
脇の接ぎ目を省いた
スウェットパンツ
縫い目がある場所と、ない場所を見る。
NICENESSness 編集 ·
スウェットの脇に手を沿わせると、縫い目が続くものも、途中から見えなくなるものもある。柔らかな服は、布をどうつなぐかでも違ってくる。
復刻品が伝える、接ぎ目の位置。
Championは現代のC3-A218を1970年代後期の生地を復刻したものとして紹介し、脇ポケットより下をシームレスにしたと説明している。ここで確認できるのは、現在の復刻品についての仕様だ。
競技場の外にも、スウェット。
Martha’s Vineyard Museumの写真目録には、1970年代のJohn Mayhewがフード付きスウェットとオーバーオールで浜辺に立つ姿がある。目録は釣りの場面として記録する。
着用写真と、裁断図は違う。
写真目録は、どんな場面に服があったかを教えてくれる。一方で脇の接ぎ目の位置は分からない。着る場面と、つくりの説明を別々に確かめながら読むと、想像だけで細部を補わずに済む。
柔らかさを生地だけでなく、縫い合わせる場所からも考えてみる。
そして、いまの服へ。
脇を接がずに、ボアで包む。
BRETTは1970年代スポーツウェアを参照したテーパード型。NICENESSは脇接ぎをなくし、ウールとカシミアのボアでつくったと説明する。
競技・メーカー・直接の原型は不明。Championの復刻仕様や浜辺の写真をBRETTの出発点とはしない。
NICENESS / SS25BRETT →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
暮らしと服の歴史
- A Finding Aid to the Martha's Vineyard Striped Bass and Bluefish Derby Collection, RU515 ↗Martha's Vineyard Museum/Nathaniel Janick
メーカーが伝える来歴・つくり
- リバースウィーブ スウェットパンツ C3-A218 ↗Champion
NICENESSのものづくり
- NICENESS BRETT ↗NICENESS
- NICENESS DEXTER ↗NICENESS
- NICENESS S.DEXTER ↗NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。