DRESS / 着る
腰を吊り、背面で締める
初期のデニムパンツ
布と小さな部品を、一つずつ選ぶ。
NICENESSness 編集 ·
腰を支えるボタン、背面で締める帯、補強のリベット。初期のデニムパンツを紹介するメーカー史には、役目の異なる部品が並ぶ。
1890年の一本を、調べる。
Levi Straussの史家は1890年のCalicoを調査し、初期ウエストオーバーオールのリベット、後部シンチ、吊りボタンを説明している。腰を留めることと、布を補強することを分けて見られる。
同じ部分と、違う部分を持つ。
同社の説明では、1890年発売の201は9ozのAmoskeagデニムと布パッチを採り、501とリベット位置、縫製、フィットを共有した。全部を変えず、一部の材料を選び直している。
細部と素材を、別々に見る。
配置を共有していても、生地とパッチは違う。年代の印象だけで服をまとめず、どの部品と材料が組み合わされているかを見ると、一本ずつの違いが分かる。
古さは一枚の色だけではない。部品の配置と、選ばれた布にも残っている。
そして、いまの服へ。
1890年代の参照を、綿とヘンプで。
H.DIGGLEは1890年代の仕様を取り入れたペインターパンツ。綿80%・ヘンプ20%の13ozデニムを採用している。
Calicoや201の直接参照は未確認。シンチや吊りボタンなど、どの仕様をH.DIGGLEへ採ったかは公式に列挙されていない。
NICENESS / SS25H.DIGGLE →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
メーカーが伝える来歴・つくり
- The Case of the Missing Button ↗Levi Strauss & Co. / Tracey Panek
- The Best Value Jean in 1890 ↗Levi Strauss & Co. / Tracey Panek
NICENESSのものづくり
- NICENESS H.DIGGLE ↗NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。