DRESS / 着る

洗うと脇線がねじれる
デニムトラウザー

まっすぐだった脇線が、洗うことで回って見える。綾織りの力が表面に現れる。

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まっすぐだった脇線が、洗うことで回って見える。綾織りの力が表面に現れる。 目立つ輪郭の奥にある、人の動きとつくり方へ近づいてみる。

01

残された服と記録

Georgia O’Keeffe Museum所蔵2000.3.617は1950年代の綿デニムジーンズで、脇スナップ・脇ジッパー、前後のポケット等を持ち、O’Keeffeの着用品とされる。 斜行や一般的な1950〜60年代仕様を示す記録ではなく、一個体の比較。

02

使う場面から見えること

Levi Straussの米国特許4015318は、通常の綾織物の糸応力が洗濯で緩和され、脚が綾方向と逆へ回転して見えることをleg twistの原因と説明する。 1976年出願の特許説明。1950〜60年代の全個体へ同じ原因を一律適用しない。

03

形の理由を読む

ねじれを欠点として抑える方法もあれば、その線を服の表情として読み直す方法もある。布の動きへの二つの態度だ。 ここでは所蔵品や記録から確認できる範囲にとどめ、似た形をすべて同じ由来へまとめない。

ねじれを欠点として抑える方法もあれば、その線を服の表情として読み直す方法もある。布の動きへの二つの態度だ。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

BELEW(AW25)は、公式資料で1950〜60年代デニムトラウザーの仕様と斜行した脇線を参照すると説明される。 そこから、フランス産オイルドプルアップレザーのパンツで、脇線の斜行をパターンカッティングにより表現という形へ組み直している。

斜行や一般的な1950〜60年代仕様を示す記録ではなく、一個体の比較。 1976年出願の特許説明。1950〜60年代の全個体へ同じ原因を一律適用しない。 BELEWは斜行をパターンで表現しており、この防止方法を採用したとは説明されない。

NICENESS / AW25BELEW →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

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