DRESS / 着る
黒と茶の両面で着る
レインコート
裏側が、もう一つの表になる。
NICENESSness 編集 ·
表を返すと、別の色の服になる。リバーシブルの衣服では、ふだん内側にある面も、着て見せる側に回ってくる。
二つの色で、一着を着る。
Gallieraは1990〜91年秋冬Issey Miyakeのレインコートを所蔵している。黒と茶の両面で着用する服として記録される。
表裏を含めた、素材の記録。
所蔵記録が示す素材はポリエステルとナイロン。色を替えることだけでなく、一着のどの面を外へ出すかも、この服の構成に含まれている。
可逆の服と、競技服は別の話。
このレインコートは、両面で着る仕組みを考える比較例になる。一方で競技用スポーツウェアの原型を示す記録ではない。用途の異なる服を、そのまま一つの系譜にまとめないでおく。
裏返すという単純な動きが、服の色と見せる面を選ぶ動作になる。
そして、いまの服へ。
表裏を着られる、ハンターブルゾンへ。
ENNISは1980〜90年代スポーツウェアを参照し、機能的な袖とリバーシブル仕様をハンターブルゾンに取り入れたとNICENESSは説明する。
GallieraのコートとENNISの直接の関係は未確認。「機能的な袖」の具体的構造も、別資料から補わない。
NICENESS / SS23ENNIS →このアイテムのつくりを見る出典・参考資料
暮らしと服の歴史
- Imperméable réversible / 2016.33.14 ↗Paris Musées / Palais Galliera
NICENESSのものづくり
- NICENESS ENNIS(アーカイブブック)NICENESS
回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。