MAKE / つくる

綿を高密度に織り上げる
ベンタイル

飛ぶ人の衣服から、布の開発をたどる。

NICENESSness 編集 ·

長く身に着ける快適さと、水にさらされる場面への備え。Ventileは、1940年代の英国空軍の要望に応えてShirley Instituteで生地が開発されたと説明する。服の形よりも前に、布へ託された条件がある。

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研究所で考えられた布。

Science Museumも、1920年設立のShirley Instituteをベンタイルの開発機関として記している。素材の歴史は、織る工場だけでなく、性能を考える研究の場ともつながっている。

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飛行中と、その先の場面。

Ventileの自社史が挙げるのは、飛行時の快適さと、海上へ不時着した際の保護。異なる場面を一つの衣服で考える必要が、生地の開発背景として語られている。これはメーカーが伝える来歴として読んでおきたい。

03

名前が同じでも、仕様を確かめる。

同社は現行Classicを、超長綿を高密度に織った綿100%の生地と説明する。2025年の仕様書には複数の型番と試験規格が並ぶ。一つの素材名だけで、すべての生地や完成した衣服の性能が同じになるわけではない。

生地の名前から、その布へ求められた条件をたどる。同時に、時代や型番ごとの違いも残して見ていきたい。

そして、いまの服へ。

生地を、エプロンの形へ。

NICENESSのALIASは、英国規格ベンタイルをグルカエプロンへ採用したと説明する。飛行衣服の開発史を持つ素材を、別の身に着け方で見る接点になる。

ALIASの生地型番や完成品の試験結果は未確認。ベンタイルを参照した別商品と、ベンタイル採用を明記する商品も区別して扱う。

NICENESS / AW24ALIAS →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

メーカーが伝える来歴・つくり

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。