DRESS / 着る

暑い土地で着る
綿ポプリンの制服シャツ

同じ軍の服にも、季節や任務の違いがある。

NICENESSness 編集 ·

制服のシャツを一種類だと思うと、見落とす違いがある。暑い土地の服、勤務の服。米陸軍女性軍団の制服史には、それぞれの組み合わせが残されている。

01

暑熱地では、上下の綿ポプリン。

制服史の図34は、1969〜81年の暑熱地用綿ポプリンシャツとズボンを、女性の下士官兵と士官が着用したと説明する。用途と着用者が、具体的に記されている。

02

勤務服では、白シャツを合わせる。

同じ制服史は、1972年から緑の勤務服に白シャツと黒い襟タブを合わせられたと記す。シャツだけでなく、上に着る服や首元との組み合わせで装いが決まる。

03

士官という言葉だけでは、型は決まらない。

暑熱地の服は士官と下士官兵の双方が着用していたとされる。誰が着たかと、どの用途の服かを一緒に確かめないと、同じ型を想定できない。

制服を、立場だけでなく、着る場所や服の組み合わせから眺めてみる。

そして、いまの服へ。

制服のシャツを、丸いシルエットへ。

CAROLは1970年代米国士官シャツを、広い身幅と絞った裾のバレル型に更新。NICENESSはデニムとAMFステッチを採用している。

CAROLの軍種や型式、着用者は特定されていない。女性軍団の記録は比較例であり、直接の原型ではない。

NICENESS / AW24CAROL →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。