DRESS / 着る

靴の上から脱ぐための
ウォームアップパンツ

競技に入る前、上に重ねたパンツを脱ぐ。裾のジップは、その短い動作のために付いていた。

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競技に入る前、上に重ねたパンツを脱ぐ。裾のジップは、その短い動作のために付いていた。

01

靴を履いたまま、という条件

Smithsonianの1950年代のバスケットボール用ウォームアップパンツには、ゴムと引き紐の腰、サイドのパイピング、そして裾のジップがある。同館の記録は、ジップを靴の上から脱ぐためのものと説明する。服を着ている時間だけでなく、脱ぐ瞬間も設計に含まれていた。

02

スポーツのパンツを一つにしない

The Metには1930〜69年という幅で登録された米国製スウェットパンツの一式もある。実物が残ることと、そのすべてが同じ裾や型紙を持つことは別だ。競技の服を読むときは、動作と対応する細部を一つずつ確かめたい。

細部をたどると、服を使う人と、つくる人の判断が見えてくる。

そして、いまの服へ。

いまの服へ、この工夫を。

ZOOM(AW25)は、1950〜60年代のスポーツウェアの型紙や仕様に、ズアーブトラウザー由来の大きなボリュームを合わせたパンツ。公式説明では足首を絞る形とされる。裾の扱いと、上へ広がる量感を並べて見ると面白い。

バスケットボール用パンツがZOOMの直接原型とは未確認。ZOOMに同じ裾ジップがあるとは述べていない。

NICENESS / AW25ZOOM →このアイテムのつくりを見る

出典・参考資料

暮らしと服の歴史

NICENESSのものづくり

回想は本人の経験として、制作意図はブランドの説明として扱っています。

次は、どんな暮らしへ。